事業再生コンサルがピックアップした補助金等中小企業関連情報、今回は前回につづき、IT導入補助金の交付決定情報です。
前回10月12日に公表されたところから、10月24日にデジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)の8次、今回そして11月6日に通常枠とセキュリティ対策の6次、デジタル化の9次の交付決定がありました。
公表された上記それぞれの申請件数と交付決定件数を見てみますと、
・通常枠(A類型)
申請数2,188
交付決定数1,691
交付決定率77.3%
・通常枠(B類型)
申請数56
交付決定数34
交付決定率60.7%
・セキュリティ対策推進枠
申請数30
交付決定数27
交付決定率90.0%
・デジタル化基盤導入枠
(デジタル化基盤導入類型)
申請数3,911
交付決定数2,923
交付決定率74.7%
ちなみに、同じ11/12公表のデジタル化基盤導入枠(商流一括インボイス対応類型)の3次募集は申請数0というなかなか珍しい数字でした。0件なんてあるんですね。
前回の採択率が以下のかっこうですので、
通常枠(A類型) 採択率76.8%
通常枠(B類型) 採択率60.9%
セキュリティ対策推進枠 採択率73.3%
デジタル化基盤導入枠 採択率81.7%
デジタル化基盤導入枠が7%下がりましたが、他は同様の感じです。
下がったとはいえ、7割以上の確立で通るというのはなかなか優しい補助金です。
補助金申請の大半はシステム屋さんでやってくれるので、補助金に不慣れな企業さんでも、ちゃんと対応可能なシステム屋さんを選べば大丈夫かと思います。IT設備やソフトを導入する予定のある中小企業さんはぜひチャレンジしてみましょう。
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池田ビジネスコンサルティング