事業再生コンサルが注目した補助金等中小企業関連情報の今回は、今年の「ものづくり補助金」が通年公募される、というニュースです。
ちょうど現在、3次のものづくり補助金公募が行われています。こちらは締め切りが8月3日の17時となっていて、採択発表は9末の予定となっています。
さて、今年は新コロナウイルス感染症による経済的な影響を鑑み、3次公募以降も4次、5次と通年で公募される予定とのことです。
(経産省HP)
http://portal.monodukuri-hojo.jp/schedule.html
ちなみに4次が8月くらいから応募開始で11月締め切り予定、5次が11月くらいからの応募で2月締め切り予定です。それぞれ審査期間は締め切りから1ヶ月半程度となっています。
3次募集も締め切りまでまだ一月半ありますので、まだまだ準備できる段階と思いますが、諸事情あって締め切りに間に合わなくとも、つづく4次や5次に応募できるので良いですね。
補助金内容はいつもの、補助率1/2、最大1,000万円まで、というものですが、申請が電子申請のみだったり、これまでと違ったところもありますので、これまで申請検討したことのあるかた、申請したことがあるかたは、詳細を下記リンクにてご確認いただいたほうがよいかと思います。
(ものづくり補助金3次公募パンフレット)
http://portal.monodukuri-hojo.jp/common/bunsho/ippan/3rd/gaiyou_0522.pdf
ものづくり補助金は補助率1/2で1,000万円もいただける大きい補助金ですが、反対に半分は自分で出さなければなりません。
1,000万円補助していただくなら1,000万円は手出しが必要なのでそれはそれで大きい投資です。補助金はありがたいですが、手出しの1,000万円が無駄にならぬよう、よく考えて応募しましょう。
しかも原則補助金は費用を支払った後から降りてくるので、当初は2,000万円準備する必要があります。資金繰りがきびしい会社はいざ採択されても困ってしまうかもしれないので、資金手当てなどよく考えてから応募しましょう。
新コロナ感染症特別貸付やセーフティ貸付など安く資金が調達できる状況ですので、これらもうまく活用して手当てできるとよいですね。
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