6月7日、金融庁より、主要行等の平成25年3月期決算の概要および地域銀行の平成25年3月期決算の概要が発表されました。
損益状況は良化したようですが、不良債権額は増加から横ばいとまだまだの様子。不良債権比率は低下傾向のようなので、新規の融資が増えてきた可能性もありますね。
各発表データはこちら(各PDF)
以下発表資料より。
■主要行等の平成25年3月期決算の概要
1.損益の状況
○実質業務純益は、資金利益が減少したものの、役務取引等利益や債券等関係損益が増加したことなどにより、前期に比べ 2.4%の増加。
○当期純利益は、保有株式の減損処理が増加したものの、税効果会計に係る例示区分を変更した影響などにより、前期に比べ 26.7%の増加。
2.不良債権の状況
○不良債権額は前期に比べ僅かに増加、不良債権比率は低下。
■地域銀行の平成25年3月期決算の概要
1.損益の状況
○実質業務純益は、資金利益が減少したものの、債券等関係損益が増加したことなどにより、前期に比べ 1.2%の増加。
○当期純利益は、与信関係費用が増加したものの、株式等関係損益が改善したことなどにより、前期に比べ 12.2%の増加。
2.不良債権の状況
○不良債権額は前期に比べ横ばい、不良債権比率は低下。
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池田ビジネスコンサルティング