経産省より平成24年工場立地動向調査結果の速報がリリースされました。
機械メーカーさんや部品メーカーさんには今後の需要動向の参考になるかもしれませんね。
ちなみに、立地件数は前年比41.4%増だそうです。
ただ、増加の多くは電気業(太陽光発電関係)で、電気業を除くと前年比1割弱の増加となっています。
リーマンショック前の水準には追いついていませんが、とはいえ、底打ちから上昇の気配となっていますね。
中小製造業の追い風になってくれればいいのですが。。
詳細→経産省HP
以下経産省資料概要より抜粋
平成25年4月5日平成24年(1月~12月期)工場立地動向調査結果(速報)
経済産業省は、工場を建設する目的で平成24年に1,000㎡以上の用地を取得した製造業、電気業、ガス業、熱供給業の事業者を対象に「工場立地動向調査」を実施し、結果を取りまとめました。
平成24年1月から12月における全国の工場立地件数は、
1,229件(前年比41.4%増)、
工場立地面積は3,144ha(前年比207.4%増)
となりました。
なお、電気業を除いた工場立地件数は940件(前年比9.8%増)、
工場立地面積は1,105ha(前年比11.4%増)となっています。
立地件数を業種別に見ると、立地件数の多い順に、
①食料品175件(構成比14.2% )、
②金属製品128件(同10.4%)、
③輸送用機械器具79件(同6.4%)、
④生産用機械器具68件(同5.5%)、
の順となった。
また、立地件数の増加数を業種別で見ると、
①金属製品(28件増)、
②食料品(20件増)、
③化学工業(9件増)
であった。
地域ブロック別に工場立地動向を見ると、
立地件数では、
関東内陸(前年131件→226件)、
東海(前年146件→189件)、
北海道(同27件→75件)、
南九州(前年32件→77件)、
北九州(同60件→91件)
等の地域が前年と比べて増加した。
立地面積をみると、
北海道(前年28ha→466ha)、
関東内陸(同146ha→528ha)、
南東北(同85ha→404ha)
等の地域が前年と比べて大幅な増加となった。
工場立地の上位地域は、
①関東内陸(226件)、
②東海(189件)、
③南東北(111件)
となり、
都道府県別では、
①北海道(75件 )、
②静岡県(73件)、
③群馬県(70件)
となった。
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