2019年5月23日、幕張メッセで行われたCSPI-EXPO(建設測量生産性向上展)を訪問してきました。
メッセの展示ホール9,10,11での開催ですので、規模としてはそれほどではありませんが、重機の展示もあり、迫力のある、また新しい方向性も見え、興味深い展示会でした。
人手もそこそこあり、建設業界の景気もまだまだ良さそうな雰囲気です。
建設系の展示会というと重機の展示が目立ちますが(実際大きいですし、迫力がすごい)、それよりもIT(ICT)の活用が積極的に提案されている印象を強く持ちました。
IT活用については、人手不足から、省人化や省力化、効率性を高めるためのツールとして、Iという方向性のように思います。
具体的には、ドローンを使った監視システムの提案が多く目立ちます。また、センサーを使った現場状況把握・監視システムもありました。
カメラ撮影による3D化システムは興味深いものでしたが、コストと効果のバランスがまだとれていない感は否めませんでした。
他、AI分析を用いた現場運用システム等、IT(ICT)活用の方向へ建設関連の業者が大きくかじを切っているように感じた展示会でした。システム関連の会社は、生産効率向上に寄与するサービスを建設業向けに提供できたら、需要はあるのではないでしょうか。
ITリテラシーが低い業界ではありますが、意識の高い経営者では、それなりに機が温まっているように思えます。
↓コンクリート床仕上げロボットなども展示されていました。
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