IT導入補助金2024採択率①

ニュースの概要

事業再生コンサルがピックアップした補助金等中小企業関連情報、今回はIT導入補助金2024の採択結果公表のニュースです。

 

先日5月27日、IT導入補助金2024の通常枠2次締切分について採択発表がありました。

1次締切は2月16日の募集開始から締切の3月15日まで1ヶ月という短さで、しかもIT導入支援事業者登録及びITツールの登録も同じタイミングで始まったこともあり、応募できる会社は限られるだろうことを鑑みると、実質今回の2次締切が一般的な応募&採択の傾向がわかるものとなるかと思います。

 

応募数と採択数

さて、それでは、とりあえずは1次締切分も含めてこれまでの採択率を見てまいりましょう。なお、採択率/応募数=採択率、としています。

締切 通常枠 インボイス枠
(インボイス対応類型)
インボイス枠
(電子取引類型)
セキュリティ対策推進枠 複数枠連携IT導入枠
1次  1,189/1,576
(75.4%)
1,531/1,607
(95.3%)

0/0

(0.0%)

14/18

(77.8%)

1/2

(50.0%)

2次

1,760/2,335

(75.4%)

1,457/1,548

(94.1%)

1/1

(100.0%)

23/24

(95.8%)

 
3次  

1,944/2,061

(94.3%)

     
 

通常枠は4人に1人は落ちる感じですが、インボイス枠の採択率は驚きの95%。政策的な面が強い枠とはいいながら出せばほぼ全員採択される感じです。

ここまで採択率が高いと落ちた人の内容が気になったりもしますが。

この採択率なら使わなきゃ損

インボイス枠の高さが目立ちますが、通常枠も75%は採択されるので申請さえすればかなりの確率で補助金が使えるということが言えるかと思います。

 

何某か業務改善ソフトウェアや伴う機能拡張や導入研修、インボイス対応でソフトウェアや機器の購入をご検討の方は使わない手はありませんね。

今後も継続して募集は続きますので、挑戦されてみてはいかがでしょうか。

 

各枠の内容は以下事務局リンクよりご参照ください。

https://it-shien.smrj.go.jp/download/#basic

事業再生、M&A、資金調達他経営コンサルティング

中小企業経営者と「ともに歩む」

池田ビジネスコンサルティング

連絡先イメージ
問題解決画像池田輝之

中小企業経営者に寄り添ったコンサルティングを行っています。資金繰りからM&Aまで、経営に関するお悩みがございましたら、お気軽にご相談ください。

ご相談はこちらから

無料ダウンロード

経営改善計画書書式
資金繰り表書式

人気コラムTOP5 (前月)

セキュリティ対策自己宣言ロゴ