事業再生コンサルがピックアップした補助金等中小企業関連情報の今回は、外食産業向けに農林水産省さんが出している補助金に関するニュースです。
農林水産省さんで「業態転換支援事業」という補助金制度を設けていただいているようです。
https://www.maff.go.jp/j/shokusan/gaisyoku/gyotaitennkan.html
こちらの補助金はどのようなものかといいますと、
”新型コロナウイルスの影響により経営環境が悪化した飲食店が、今後の事業継続及び需要の喚起のために行う、業態転換等(新メニュー開発、感染防止策の強化を前提とした提供方法の見直し、テイクアウト・デリバリー等)の取組を支援する”
ものだそうです。
ちなみに「業態転換等」とは、以下のような取り組みを指します。
(1) 現在扱っている商品・サービスの内容を変えること
例:感染症対策に留意して、お一人様向け業態に変える
テイクアウト・デリバリー用のメニューを開発する
店舗内食材の在庫を有効活用するために、通販向け商品を開発する
(2) 商品・サービスの提供方法を変えること
例:イートインからテイクアウトに商品の提供方法を変えるため、受渡窓口を設置する
自動販売機(冷蔵/冷凍)を導入し、従来の営業時間外にも商品を販売する
店舗での人気商品をECサイトで全国に販売する
気になる補助金上限は1000万円で、補助率は1/2となっています。
申請の特徴としては、コンサルタントや金融機関、建設業者など、一緒に事業に取り組む共同事業者が必要とされているのが他の補助金と違うところです。
公募期間は6/15~8/1とのことなので、お時間ある際にでもチェックされてみてはいかがでしょうか。
事務局HP
事業再生、M&A、資金調達他経営コンサルティング
中小企業経営者と「ともに歩む」
池田ビジネスコンサルティング