平成25年7月23日、経産省より「平成25年度中小企業者等に対する特定補助金等の交付の方針」が閣議決定された旨リリースがありました。
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「中小企業技術革新制度(日本版 SBIR(Small Business Innovation Research)制度)における「平成25年度中小企業者等に対する特定補助金等※の交付の方針(以下「特定補助金等の交付の方針」という)」が閣議決定されましたので、お知らせします」
中小企業にもっと出しましょう、という内容かと思い、読み進めると昨年の453億円から2億円のUPで455億円とのこと。0.4%の増加ですね。前年とほぼ変わらず、というところでしょうか。
内容的には、予算額よりもむしろ、専用のウェブサイト等(SBIR特設サイト)を活用した利用促進に重点を置いているように読めますね。
補助金コンサルなる仕事が世の中から無くなるくらい、企業者が利用し易い制度運用方式に変える、というのが理想でしょうが。。
交付方針の概要は以下となります。
1.中小企業・小規模事業者等向け支出目標
→455億円とする
2.中小企業・小規模事業者等に対する特定補助金等の支出の機会の増大を図るための措置
→制度の周知、分かやすく利用しやすい制度運用へ
・中小企業技術革新制度連絡会議の活用
・中小ベンチャー企業を対象とする多段階選抜方式の導入の推進
・特定補助金等の交付に関する情報の提供等
・公募等に対する十分な準備期間の確保
・十分な事業実施期間の確保
・申請手続きの簡素化等
・外部評価の積極的活用
・特定補助金等の執行の弾力化
・中小企業、小規模事業者等の自主的努力の支援
3.東日本大震災の被災地域の中小企業・小規模事業者等に対する配慮
4.中小企業・小規模事業者等による特定補助金等に係る研究開発成果を利用した新たな事業活動の支援措置
・特定補助金等の成果の利用を支援する機関への情報提供による投資促進等
・中小企業・小規模事業者等を対象とした事業化支援措置の利用促進
・認定経営革新等支援機関による市場化・実用化に向けた経営支援
・中小企業・小規模事業者等を対象とした技術人材面での支援
・技術力のある中小企業・小規模事業者等の入札参加機会の拡大
・技術連携等の促進
・研究開発成果の市場への普及
・研究開発成果に係る知的財産の活用の促進
・事業終了後のハンズオン支援機関の有効活用
中小企業経営者の悩みに寄り添った事業再生・再成長支援
池田ビジネスコンサルティング