7月に入っても展示会めぐりは続きます。
今回は7月3日~5日に東京ビッグサイトで開催された、インターフェックス ジャパンにお邪魔してまいりました。
ビッグサイトは東棟が工事のため使えないので、西棟プラス南展示棟での開催になります。
今回南展示棟に始めて入りましたが、東棟の半分~三分の一くらいの規模はありそうで、すべて回るとなかなか足にきます。
さて、インターフェックス ジャパンですが、薬関係の展示会でございまして、おそらくは製薬pharmaと展示会のexpoをくっつけたphexと国際のinterを合わせてインターフェックスといっているのではないかと思います。(なぜか名称の説明がどこにも見当たらないので推測ですが)
こちら、展示内容ごとに展示場内がいくつかゾーン分けされていまして、
プロセス測定・検査ゾーン
物流・搬送ゾーン
医薬・化粧品 包装ゾーン
供給・輸送ゾーン
滅菌・クリーン化ゾーン
ITソリューションゾーン
受託製造ゾーン
原料加工ゾーン
プラントエンジニアリングゾーン
このような感じでブースがまとまっています。
全体的には機械等製造装置の展示が多く、ブース一つ一つがITなどの展示会と比べると大きくとられています。
実際展示会用に稼働させている企業も多く、がちゃんがちゃんと派手な音を鳴らし、行く人の関心を掴んでいました。
目立つところでいうと、医薬化粧品包装では、CKD、大森機械工業、ミューチュアル、朝日印刷といったところが大きくブースを出していました。原料加工系もパウレックやダルトン、フロイント産業、菊水製作所などが目立ちました。原料加工は外国企業が多く優勢なようですね。
通常、ブースひとこま50万円ほどですので、大きいところが20コマくらいのサイズ感だとすると出展料だけでも(単純掛け算で)1000万円!なかなかな金額ですねぇ。(実際は多少サイズでディスカウントがあるかと思いますが)
製薬は営業利益率が高い業界ですし(20%くらいある)、機械にかけるお金も大きく、また機械屋さんも儲かるんでしょうね。
上記各ゾーンの面積割合でいうと、医薬化粧品包装のゾーンが最も広く、次いで原料加工、滅菌クリーン化、受託製造、プラントエンジニアリング、プロセス測定、供給輸送、物流搬送の順番に小さくなります。
包装ゾーンでは凸版やボッシュなど大企業さんもいましたが、中小企業さんも数多く出展されていました。見るとどうも製薬系独特のパッケージ印刷があるようで、「知る人ぞ知る」的な企業さんが多いように見受けました。簡単には入れない業界かもしれませんが、本・雑誌系の印刷業で四苦八苦している会社さんが事業領域の拡大で狙うなら、製薬や化粧品は検討に値する、面白い領域かもしれません。
滅菌クリーン化ゾーンがあるように、製薬だけに品質確保のための施策について訴求されている企業さんが多いです。(ほこりや虫などの異物混入対策、防止策)
化粧品の展示会ではここまでの品質管理訴求はありませんでした。さすがですね。
検査系では画像認識のAI分析やロボット活用などが興味を惹きました。特に、デクシス社の人型外観検査システム「外観けんた君」は3Dで検査も行え、目視検査のノウハウ移植という点でも良いシステムと感じました。
IT系でいうと、外観検査のAI分析などが中心になりますが、その他は管理系のよくある(簡易的な)システムがちょこちょこあるくらいでした。
受託開発や受託製造の企業さんも多くブースを出していました。ある意味、企画&売る力があれば自前で工場など持たず、小資本で事業展開も可能と思います。この辺は化粧品と同じような感じかもしれません。さすがに最先端の医薬品とかは難しいと思いますが、健康食品的なものでしたら、最小ロットのお金さえ用意できれば、進出も可能ですね。
展示会全般、外国企業が多く、目立ちました。
医薬やバイオは儲けが厚い(ハイリスクでもありますが)、将来性のある業界と言われています。ITもしかり、こういったところは欧米系の企業ががっちり掴んでいる感じがいたします。日本の企業はどうしても出足が遅く、先んじられるパターンになりがちですが、なんとか入り込んでいって欲しいところです。
以上、インターフェックス ジャパン展示会訪問記でした。
事業再生等経営コンサルティングのご相談は
『中小企業経営者と”ともに歩む”』
池田ビジネスコンサルティング
前の記事◀展示会訪問記#9 ライフスタイル総合展